Deepsix by Jack McDevitt

8冊のAcademy Series の2冊目。期待通り、いろいろ考えさせられ、又、面白かったです。 以下のKindle版で読みました。かなりの長編で、532 pages。 www.amazon.com これから読んでみますが、はたして、3冊目はどうでしょうか。。。。。

円安は悪いか

newsdig.tbs.co.jp 日本は金利が上げられない。 何故なら、上げると、日本国債が下がり、銀行がつぶれる。そうなると、大パニック。だから上げられない。 それよりは、国民全体で円安による物価上昇を耐えるしかない。 それでも、銀行がつぶれる大パニックよ…

The Engines of God by Jack McDevitt

これは傑作でした。8冊のシリーズの1冊目です。 地球外に知的文明が存在する決定的証拠が発見されたとき、人類はどう反応するか。 この本は、それでも人類はグループ間の争いを止めず、環境汚染もひどくなり、自滅に向かっているという前提で、話が進みます…

Children of Time by Adrian Tchaikovsky

これは素晴らしい。下の書評でどなたかもおっしゃっていますが、私も、いままで読んだ中で、一番のSFと感じました。ストーリー展開は早いですが、中身が濃くて、飽きさせません。最後のクライマックスは、本当に、ハラハラしました。こんな思いは久しぶりで…

Contact by Carl Sagan

以下のKindle版で読みました。面白かったですが、疲れました。 知的生命体は人類以外にも存在するは同感ですが、宇宙のスケールの描き方が、壮大過ぎて疲れたわけです。最後の父親のことのどんでん返しは、この小説に深みを与えていて、ぐっと、来ました。映…

Project Hail Mary by Andy Weir

これは桁違いに面白かったです。続けて2度読みました。 www.amazon.com en.wikipedia.org www.youtube.com Hail Mary は、英辞郎によれば、以下です。 天使祝詞、アベマリア◆【同】Ave Maria 《アメフト》ヘイルメアリー◆ゲーム終盤で苦戦を強いられているチ…

Pale Blue Dot by Carl Sagan

いろいろご意見はあるでしょうが、やはり、宇宙に出て行かねばならないと著者同様、私も思います。 人類は近い将来、絶滅する可能性があります。つまらぬ争いをしたり、環境を汚染したりしていますので、かなり確率は高いのでは、と私は思います。 現在進行…

Taltos

Anne Rice の’The Mayfair Witches Series (Trilogy)'のThird(533頁)。 20年ほど前に読んだ再読です。 老いと死についての面白い記述があったハズで、探しましたが、この三冊目にありました。 87歳の登場人物が語っています。 A man of my age with with h…

Lasher

Anne Rice の’The Mayfair Witches Series (Trilogy)'のSecond(642頁)。 20年ほど前に読んだ再読です。 老いと死についての面白い記述があったハズで、それをsearch しても見つからず、結局、初めから再読、はまってしまいました。 この2冊目にもなく、多…

The Witching Hour

Anne Rice の’The Mayfair Witches Series (Trilogy)'のFirst(1058頁)。 20年ほど前に読みましたが、再読です。 老いと死についての面白い記述があったハズで、それをsearch しても見つからず、結局、初めから再読、はまってしまいました。 www.amazon.com…

A Happy death

前回のエントリーで書いた小池真理子「存在の美しい哀しみ」がプラハを舞台にしていて、カミュのこの小説を思い出し、再読しました。 小池女史の本の中には記述がありませんでしたが、カミュの本の中では、プラハの下町の屋台で売られているキュウリの酢漬け…

小池真理子「存在の美しい哀しみ」

www.amazon.co.jp 小池真理子氏のその他の著書を読もうと思って、アマゾンで検索し、この本に目がいきました。丁度、NHKの早朝番組でチェコのプラハの情景を見たあとで、この本がそこを舞台にしているということで選びました。 ある若い女性が、プラハに父親…

小池真理子「死の島」

この本も、日本尊厳死協会の小池女史のインタビュー記事に載っていて、読みました。 不治の病で、しかも、苦しんで死ぬのが分かっているとき自死を選ぶのは、一つの選択肢ですね。はたして自分がその立場になった時、どうするかを考えさせられます。 主人公…

小池真理子「沈黙のひと」

www.amazon.co.jp 尊厳死協会の会報のインタビュー記事にでていて、Kindle版で読みました。 小池真理子氏の父がモデルになっています。勿論、小説ですので、フィクション化してありますが、かなりの部分は事実のようです。 小説の主人公のように、著者の父親…

小池真理子「月夜の森の梟(フクロウ)」

以前、日本尊厳死協会のことを書きました。 https://hiromori.hatenablog.com/entry/2022/07/27/015746 その会報で、小池真理子氏の最近のエッセー「月夜の森の梟(フクロウ)」に言及があり読んでみました。 www.amazon.co.jp 最近亡くなった夫君の藤田宜永…

「たけしの死ぬための生き方」

www.amazon.co.jp 北野武氏の著書で、嵐山光三郎氏の「死ぬための教養」に推薦があります。 以下に、著者が死への準備について言っていることをピックアップ、要約します。 「・・・死ぬってことは人間みんなの目的であるっていうか、終着点であることには間…

「死ぬための教養」

www.amazon.co.jp 嵐山光三郎氏の著書。スリランカに居る頃に読みましたが、人にあげ、最近、また、買って読みました。 以下、著者のWIKIです。 ja.wikipedia.org 以下に、著者の言っていることをピックアップ、要約します。 「宗教に帰依していない人は自己…

平均余命

平均寿命は0歳児が、あと何年生きられるかを表し、平均余命は、ある年齢の人が、あと何年生きられるかを表しています。 厚生労働省は7月29日に令和3年度の簡易生命表(基幹統計)を発表しました。毎年、発表しています。 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saik…

戸籍の整理

私には妻はおりますが、子供なく、両親は亡くなり、兄弟姉妹もおりません。 したがって私が死んだ場合の相続人は妻だけということになります。 財産は大した金額でなく、無税範囲です。 しかし、私の名義になっている財産を妻が相続して妻名義に変更するため…

物の整理

私は国境を越える大きい引っ越しを何度も経験しています。一番大きかったのは、日本からコスタリカです。 この時は、半ば永住のつもりで、17年住んだ公営の賃貸団地を完全に引き払いました。完全にです。一切合切何も残さずにです。住民票も海外転出にしまし…

日記の整理

去年、3ヶ月ほどかけて日記の整理をしました。A5のノート1頁に1月分をまとめて、2冊半ほどになりました。 1995年7月にコスタリカに行き、何とか住めそうだとわかってから日本にもどり。中学1年から始めていた日記や手帳を処分しました。ですので、1995年以降…

「死への準備日記」

以下、千葉敦子氏「死への準備日記」アマゾンのリンクです。 www.amazon.co.jp コスタリカに居るときの一時帰国で買い、引き上げるときに誰かに進呈。 スリランカに居るときの一時帰国で買い、引き上げるときに誰かに進呈。 そして、また、読みたくなって三…

父の死、その後

父は沖縄・八重山・竹富島の出身で、本家の墓に遺骨を入れさせてもらえないか、本家の代表者に頼みましたが、断られて、遺骨を持ち帰った次第です。 私には妻がおりますが、子供、兄弟姉妹なく、親戚づきあいも殆どありません。そして、先祖代々の墓などあり…

父の死

父は最後の数年を沖縄本島の特養で過ごしました。 30年前、父が危篤状態で病院に入ったとの連絡を受け、羽田より沖縄本島に飛びました。 病院に着くと、父は人工呼吸器を付け、意識はありませんでした。声をかけても反応なし。心臓は動いていましたが、肺の…

喘息の発作

51歳になる少し前、1996年11月に初めて喘息の発作を経験。 咳き込みがひどくなり、気管が細くなって、殆ど息ができなくなりました。 あー、このまま息ができなくなって、死ぬぞー、そう思ってパニックになりました。 どうしよう、どうしよう、俺は死ぬぞ、ど…

日本尊厳死協会

私は一年ほど前に日本尊厳死協会の会員になり、出掛けるときは会員証を必ず携帯しています。 万一、事故で、植物状態等になったときの為です。 自宅で、心臓、喘息発作等の場合も同様です。 日本尊厳死協会のサイトは以下からご覧ください。 https://songens…