「死ぬための教養」

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嵐山光三郎氏の著書。スリランカに居る頃に読みましたが、人にあげ、最近、また、買って読みました。

以下、著者のWIKIです。

ja.wikipedia.org

以下に、著者の言っていることをピックアップ、要約します。

 

「宗教に帰依していない人は自己の死をどう受けいれたらよいのか。私自身は、来世はないと考えている。死ねばそれっきり、死は人間の終わりで、死んだ時点ですべてが完結し、後は無です。

・・・いかに悟っていても、自己の終焉を納得するのは難しい。

・・・いまの時代に求められるのは、自分が死んでいく覚悟と認識である。

来世などあるはずがない。いかなる高僧や哲学者でも、自分の死を受け入れるには力がいる。

いかにして悠々と死んでいくことが出来るか。いかにして安心し自分の死を受容することが出来るか。

・・・死への考察は、人間の最高の興味の対象であろう。」

 

全く、同意見です。いろいろな本を推薦してあり、そのうちの何冊かは、最初に読んだときに読み、また、今回、再読した時にも再読しました。

 

その中のいくつかをこのブログで取り上げたいと思いますが、まずは、ボーヴォワール女史が母を看取った時のことを書いた本(杉 捷夫氏和訳「おだやかな死」)です。英訳で読みました。

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そして、この本は他の女史の本、そして、サルトルカミュ、そして、フランス語の勉強へと広がりました。

 

***** 今日の定例 *****

 

今週、JT ALPHA は、double issueの後で、休刊です。

 

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