物の整理

私は国境を越える大きい引っ越しを何度も経験しています。一番大きかったのは、日本からコスタリカです。

この時は、半ば永住のつもりで、17年住んだ公営の賃貸団地を完全に引き払いました。完全にです。一切合切何も残さずにです。住民票も海外転出にしました。

エレベーターのない5階にある物、全てです。便利屋さんを呼んで、手伝ってもらいました。面白かったのは、便利屋さんが、数十箱の段ボールをロープでつなげて、5階の窓から下にそろりそろりと降ろしたことです。そして、仏壇は、処分に5万円取られたことです。

コスタリカには10年ほど居ました。せっかく整理した荷物がまた増えました。日本に引き上げるとき、また、殆ど整理しました。

そして、日本に7年ほど居て、また、たまりました。そして、スリランカに行くときに、また、整理です。

そして、スリランカに7年ほど居て、また、たまりました。そして、引き上げて日本に戻るときに、また、整理です。

同一国内でも、勿論、何度か、引越をしています。

まったく、馬鹿な、引越人生でした。

そんなこんなで、現在、荷物は殆どありません。本が問題ですが、最近は、KINDLE版を中心にしています。

私が死んだ後は、便利屋さんを呼んで、荷物は全て処分する。両親の位牌と写真、コスタリカで看取った愛猫2匹の遺骨は、私と一緒に焼く、残った骨は、散骨してもよし、別途、考えてもよし、と妻には言ってあり、メモも渡してあります。

弁護士さんに渡してある正式な遺書では、葬儀不要、散骨になっています。近いうちに見直す予定です。

 

現在、私は、妻と二人で民間の小さい3LDKの賃貸マンションに住んでいます。はたして、ここが終の棲家になるか、それとも、もう一回、最後の引っ越しをするか、体調と相談しつつ考慮中。とにかく、もう物は増やさない、これが鉄則です。

 

***** 今日の定例 *****

 

今週、JT ALPHA は、double issueの後で、休刊です。

 

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