A Happy death

前回のエントリーで書いた小池真理子「存在の美しい哀しみ」がプラハを舞台にしていて、カミュのこの小説を思い出し、再読しました。

小池女史の本の中には記述がありませんでしたが、カミュの本の中では、プラハの下町の屋台で売られているキュウリの酢漬けの強烈な匂いが、ストーリーの小道具として使われています。


A Happy Death / La mort heureuse - TOEIC満点・英検1級・仏検2級1次その後

 

上記の、このブログの2018/07/20のエントリーに、最初に読んだときの感想等を書きました。

今回は全体を再度、英訳で読み、更に、以下の日本語翻訳でも読み、いろいろ考えさせられました。

人は、どう生きて、どう死んでいくか、という永遠のテーマに対して、どう考えるか。

考えさせられます。

日本語翻訳の本は、研究者の解説が詳しい。

ニーチェの哲学の影響があるという解説がありますが、私はむしろショーペンハウアーではないかと思います。Money is time. が大きなテーマだからです。

ショーペンハウアーは相続した父親の金をベースにして幸福を追求したと私は思います。

幸福について―人生論 (新潮文庫) | ショーペンハウアー, 文夫, 橋本 |本 | 通販 | Amazon

 

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英語のWIKI

A Happy Death - Wikipedia

 

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こちらの読者コメントも読む価値があります。

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以下、無料で英訳の全文が読めます。

http://centretruths.co.uk/fahdtu/A%20HAPPY%20DEATH.htm