化石

「化石」井上靖氏著 朝日新聞 昭和40年11月5日 ー 昭和41年12月31日

Amazon.co.jp: 化石 (角川文庫 緑 216-29) : 井上 靖: 本

 

「化石(井上靖)」のあらすじ・ネタバレ・長文感想 | 【光速宇宙人】小説の長文感想(あらすじ、ネタバレ有り)

 

井上靖 - Wikipedia

 

井上靖氏の作品は、「あすなろ物語」と「氷壁」しか読んでいませんでした。映画は見ていましたが「化石」は初めて読みました。

新聞連載の終わりが12月31日で、なにやら最後を端折ったか、引き伸ばしたか、嫌な感じですね。

 

映画の佐分利信の渋い演技の印象が残っていて期待して読みましたが、少々期待外れ。

解説で福田宏年氏福田宏年 - Wikipediaが書いています。

ーーー 人間には、たえず死のことを考えているタイプと、たえず生のみを考えているタイプが考えられる。ーーー 前者はヘルダーリン、川端康成、後者はゲーテ、谷崎潤一郎 ーーー

 

私はもともと前者のたえず死のことを考えているタイプで、特に80歳となった現在はまさにそうです。そんなわけで、750頁の長編を、退屈せず、面白くは読めましたが、何やら最後は、梯子を外されたかんじで、がっくりと来ました。

しかし、映画はもう一度見てみようと思います。